よく晴れたある日、神宮外苑の銀杏並木から青高まで歩いて来ました。
銀杏並木はいまも変わらずきれいでした。絵画館はどっしりとその存在感を存分にアピールしています。美術の時間に写生しに来たのを懐かしく思い出しながら歩いていると、話には聞いていた国立競技場跡地を被う殺風景なトタン板からなる壁に続き、日本青年館の残骸を隠すかのような、またもやトタン壁。
青高に向かっていくと、日本オリンピック委員会が入るビルの建設が進んでいました。国学院高校のすぐ隣りなので授業中うるさいのでは、と余計な心配をしてしまいます。
いまは更地になった国立競技場をみられます。土ぼこりがおきないようにシロツメグサが植えられ、ところどころのくぼみに水たまりがあり東京ではないみたいです。渋谷のヒカリエに突入していくように見える銀座線の車両もそうですが、いましか目にすることのできない風景、自分だけの発見を求めて外苑に週末は行ってみませんか?